GALAXY S 2.3.3 でテザリングをする
2.2の時にテザリングを有効にしていたのですが、アップデートをすると、書き換えた「framework-res.apk」がもとに戻ってしまいテザリングが再び使えなくなってしまいました。そこで、前の記事、そこからの相違点を書きます。そして前回よりはもう少し詳しく書きます。
※自己責任です自己責任です自己責任です
用意するもの
- Android SDK(Path通し、アップデートまでする。やり方は解説サイトが豊富にあります)
- GALAXY S(2.3.3 rooted)
- apk manager(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=695701)
まず、過去記事を参照してAndroid SDKの導入(Pathを通すまで)をしてください。また、GALAXY Sのroot化もしておいてください。
1:コマンドを実行して、「framework-res.apk」を取り出します。
C:\Users\piyopiyo>adb pull /system/framework/framework-res.apk
2:apk managerフォルダ内の「place-apk-here-for-modding」フォルダに先ほど端末からコピーしてきた「framework-res.apk」を入れます
3:apk managerフォルダの「Script.bat」を実行します
まずは「Set current project」である「22」を入力して確定
メニューから「framework-res.apk」の番号を選択して確定(大抵1)
次に「Decompile apk」である「9」を入力確定
するとapk managerフォルダの中の「projects」フォルダにデコンパイルされたframework-res.apkが出力されます
そのなかの「framework-res.apk\res\values\arrays.xml」を編集します(apk managerはそのままにしておきます)
4:「arrays.xml」の
という行を
- wl0.1
に書き換えて、保存します
5:デコンパイルされたapkをコンパイルするので、「Compile apk」である「11」を入力確定!
※y/nで2回聞かれます。2回目のyesの後、しばらく処理されます。その処理が終わると「続行するには何かキーを押してください」と表示されますが、そこで「apk manager\keep\resources.arsc」を削除してから続行してください。
6:「place-apk-here-for-modding」フォルダに「nsignedframework-res.apk」が出力されます。これを「framework-res.apk」にリネームしてください。
7:できたframework-res.apkを端末に上書きします。
「framework-res.apk」をSDカードにコピーしてください
GALAXY Sに「ESファイルエクスプローラ」をインストールしてください。
設定→Rootオプション→「Rootエクスプローラ」と「ファイルシステムをマウント」にチェックを入れてください
左上のmicroSDカードのようなボタンをタップし、システムフォルダに移ります
/system/framework に、先ほど作成したframework-res.apkをコピーします(上書きしてください)
コピーに成功すると自動で再起動します
8:これでテザリングが再度使えるようになりました